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2013-08-29

ブダペスト→ミラノ⑦:アテはないけど最後の晩餐がみたいー!ので行ってみた。

7日目/最終日

朝4時にホステルを出なくてはならなかったので、気が気じゃなく夜何度か目を覚ました。
生理になったみたいのと昨日のワインで体調もすぐれない。ぐったりとしたまま空港へ行って、出国手続き。
朝から空港は混んでるし、昨日買ったばかりのムースは没収された。


あっという間にミラノ到着。とにかく眠かったので、すぐに街へ行くバスに乗って寝る。
セントラル中央駅に到着。フリーでもらえる地図を探したけど見つからない。
インフォメーションセンターが見つからない。困った。
仕方がないのでプリントアウトしてたホステルの予約確認書の地図を見ながら歩いたけど、ちっさすぎて全然わかんない。
途中、鍵屋さんみたいなところで行き方を聞いたら親切に教えてくれた。
英語通じないけど、ガエルガルシアベルナルみたいな美少年がゴロゴロいる。彼メキシコ人だけど。
途中途中聞きながら歩いたけれど誰もが親切だった。いい街だ。


やっとのことでホステルに到着。しかしチェックインできるのが14時からとか。。。4時間もあるし。
疲れているの、と伝えるとすぐに部屋の用意をしてくれた。やさしい…
部屋を準備してくれている間に、スーパーで水やスナックやらを購入。
チェックインして15時くらいまで寝た。
起きてもまだ疲れが取れない。このままここで寝ていたいけど、明日の朝には帰るのでがんばって起きた。

行きは鬼のように遠く感じたメトロも案外近かった。下調べって大事。
メトロで24時間使える1daypassを購入してドウーモへ。
ドウーモは駅名もドウーモだからすぐわかった。
地上に出る段階ですでにドウーモが見えていて、巨大にそびえたつ教会は圧巻。

ドウーモです、ど〜ん!
たった一枚の扉にも非常に細かい装飾が施されていた。
こーんな大きい扉なのに、

こんなに細かい細工と、

この立体感!これ10cmくらい





イタリアでピザを食べたい!と思ってたのだけど、めぼしいところが見つからないのでサンドイッチを食べた。おいしかった。パンがうまい。なんだね、水が違うのかな?
ワインも飲んだ。おいしいけど高かった。サンドイッチと同じ6ユーロ。

 近所を少しだけプラプラしてみる。ファストファッションから高級ブランドまで並んでいる。そこでSALEの靴下を2足買う。そのまま買い物したくなるけど、最後の晩餐を見にいかなくては!と言っても予約してないので見れるかわからないけど、この旅行の締めくくりに見ようと思ってた。

しかしミラノの情報をお全然調べておらず、地図も手に入らない。最後の晩餐がある教会の名前も知らなければ、なんて駅で降りるかも知らない。
駅の売店の人に、ダビンチの壁画見に行きたいんだけど、と言うと駅名を教えてくれた。

駅に着いてみると人っ気がない…ここで会ってるのかな?
地図を持ってる人がいたので聞いてみたら教会に行くらしい。便乗することに。

ブラジル人のファミリー。予約がないと言うと、イタリア語が喋れるのか、ポルトガル語が喋れるのかわかんないけど、親切になんども窓口の人に聞いてくれた。

見れるかな、ドキドキ土器・・・



だけど、チケットは売り切れで電話で予約してと、あっさり断られてしまった。





ん、NOOOO~~~~~!!!





ブラジル人ファミリー、全然悪くないのにsorryと私に謝るので、あなたは何も悪くないよ、聞いてくれてありがとう、と伝えました。悪いのは予約をしなかった私・・・来るのわかってたのに!
なんとかなるでしょ、のお気楽主義が仇に。


無理だったらあきらめようと思っていたけど、ダメだと言われると余計に見たくなるもので、せめてその空気だけでもと、協会の中や周辺を見学し、外のベンチでぼんやりしてた。
ぼんやり人んちの屋根を眺める・・・煙突多すぎじゃね?


そしてダメもとでもう一度受付のお姉さんに聞いて見ることに。




すると……




1枚?ちょっと待って、と言って。他のお客さんがまたチケットないか?と聞くところ、ソールドアウトよと断っていたのですが、人がいなくなったところで、あなたはずっと待ってるから、とこっそり売ってくれました。





やたー!ちょー嬉しい!




一時間ほど待つけど大丈夫?って言われて、そんなのもちろんオッケー!!!
さらにぼんやり待って、いよいよご対面の時!!!

作品保管のため、見れる人数と時間は厳重に管理されていて、壁画を見るには何枚もの扉を通らないといけません。そのぶん気持ちも高まるってもので。
じらされるほど、欲するもので・・・




そして、



ご対面…




泣きそう…感動!
ひとり涙ぐんでた。
 淡いタッチと人物たちと、なによりこうやって何百年も前に描かれた作品の目の前に立てたことに感動しました。ああ感無量。本当に疲れてたけどミラノ来た甲斐があった。(ただのラッキーなんだけど)
ブラジル人ファミリーにこの場を借りて伝えたい。見れたよー!!

最後の晩餐のある教会


そのまま帰ろうかと思ったけど、やっぱりちょっと買い物したかったので、もう一回ドウーモに戻るという根性を見せ、ショッピング(どこがミラノのオシャレスポットなのか前情報がまったくなく、ドウーモしか知らなかった。)そこで、& other stories という、ツボーなショップをハッケン!
ちょーかわいい。ほしいものいっぱい!だけど、そこは我慢して靴とタイツだけ買いました。
ああ、もっと買いたいし、おしゃれしたい。おしゃれする機会が欲しい。物欲なくなったわーって思ってたけど、あった・・・エンドレスだぜぃ。
後で調べたら、H&Mの傘下らしい。H&Mより全然いいよ~。お値段も少しだけ高いけど、そこまで安っぽくないし。


やっと帰りました。疲れた。近所のトルコ人が焼くピザを買って帰った。
フレッシュバジルの載ってないマルゲリータなんて、生まれて初めて食べたよ。



そのまま 爆睡。


翌朝、ちょっと時間があったので近所を散歩。案の定迷う。
チェックアウトして駅に向かっていると、ブダペストのホステルで一瞬話したゲイと美女のベストフレンズカップルに遭遇。
信号の真ん中だったのであー!って感じで話さなかったけど、こういうのってあるよね。
でもホステルで話さなかったら気がつかないだろうし、面白いね。


空港までの復路のバスチケットも、往復で買っていたのだけど、どうやらそのバスを待ってたらチェ飛行機に間に合わないことが発覚。仕方がないので違うバス会社のチケットをもう一度買う。
いつもだったら5ユーロくらい諦めるところだけど、払い戻せないか聞いてみる。案の定無理。
ごめんね、でもバス乗りそうな人に聞いてみれば、と売り場の人が言うので聞いてみたけど、すでに持ってた。しょうがないかと諦めようかと思ったら、後からやってきた係員のような人が払い戻してくれた。ラッキー!

そんなこんなで、無事モロッコに帰ってきました。
はーブダペスト暑いじゃんーって思ってたけど、マラケシュ着いた瞬間に浴びた空気は比にならないほど暑かった。


+まとめ+
日記もかねて毎日の記録を書いてみたけど、思ったよりも大変なのでもうやらないかも。
実は、日本に帰国したのを除けば、旅行するのは約10か月ぶりくらい。
なんだか旅行はいいかなーって気分だったのであまりしてなかったけど、今回も一か所滞在で旅行って感じでもないけど(観光ほとんどしてないし)、やっぱり異国の地にでるのは面白いなーと実感しました。
来年の夏あたりに長期でどっかいこうかな、とか思ってます。
大きなトラブルもなく無事帰ってこれてよかった!


どうでもいい旅行記を最後まで読んでくれてありがとう!
海外生活のページへ行くよ!

2 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

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  2. 株の口座さん>
    わ!コメントありがとうございます。
    ブログをサボっており全然気づきませんでした!
    また是非遊びに来てくださいね:)

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