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2013-11-24

ポルト:ポルトガル&スペイン食い倒れ紀行② おすすめのレストラン


Vigo行きの電車に揺られること3時間、ポルトガル第二の都市ポルトにやってきました。

雨です!

圧倒的に雨です!しかも寒いです!

なんでこんなにテンション下がっちゃうんでしょう。

雨の日にあったかい部屋にこもって過ごす一日は好きなんですけど。

でもせっかく来たので、頑張って夕飯を食べに出かけました! 

Pさんがガイドブックでレストランを見つけてくれてたので、川沿いのレストラン街へ!なんだけど、行ってみるとなんだかいまいちな予感・・・

うーん、雨でテンションが下がっているときにご飯もしょぼかったら悲しいな。
おいしいごはんとおいしいワインで会話も弾むってものでしょーが!

野生の勘を頼りに、近所を徘徊・・・(雨の上、肌寒い)
まだどこも時間が早すぎて、お客さんは入っていなかったのですが、ピーンとくる店が。


Jimao Tapas e vihnos
https://www.facebook.com/Jimaotapasevinhos
FBのページがありました。


小さな店構えの、アットホームな雰囲気です。気取らない感じで居心地がいい。
お料理の盛り付けも素敵で、一品一品丁寧に説明してくれる姿は、料理に対する愛が感じられました。
タパスの店なので、タパスを何品か(なに頼んだか忘れたけどどれも美味しかった!)と、写真はサラダとソーセージの盛り合わせ。サラダもフレッシュ〜。




ソーセージの盛り合わせの真ん中のは、ジューリッシュのビーガン向けのソーセージらしい(お肉を一切使ってない)!こちらのお味は・・・だったけど、おもしろかった。

メインはお魚をチョイス。写真はMonkfishとSalmonのプレート。
PさんにMonkfishってなにって聞かれて、カレイだよ、あ、違うエイだ、違うわアンコウだ、ってひとりで言いつつ最終的には正解にたどり着けました。




おすすめしてもらったワインもおいしかった。どちらもポルトガル産で、
食前酒には、待ってましたのグラスでポートワインをいただきました。ワインのこと詳しくないけど、貴腐ワインみたいな甘くて濃厚な香り!おいしかった。

1本目はCasaなんとかっていう白ワイン。調べたけど、Casaなんとかってワインいっぱいあってわかんなかった。甘めでソフトで女の子らしいワイン。2本目は写真の白ワイン。スッキリ、クールビューティーな味わいです。お料理にはこちらが合うかな!



始めはお客さんのいなかった店内も、お食事時になると続々と入ってきて、あっという間に店内は満席です。程よい活気も心地よく、会話の弾む楽しい夜でした。帰る頃には雨も止んで、ほろ酔いでケーブルカーに乗って帰りました。


次の日もお天気はイマイチだったけど、街歩き!
ポルトは家がかわいいね!ウロコ状のタイルのお家やカラフルな壁。で装飾はシンプル!ズラーっと隣とくっ付いてお家が並んでるのだけど、ヨーロッパではよく見かける建て方よね。なんでだろう?上の部屋がしたの階よりでかかったり、窓も大っきくてかわいい。家の中はどうなってるんだろう。やっぱりカラフルなのかな。

ポルトは谷に川が流れていて、その斜面に家が立ち並んでいる、とっても絵になる街!
雨であまり歩く気がせず、中心地しか見なかったけど、橋を渡った向こう側も行けば良かった。こじんまりしてるけど、全然見切れてないよ。本当はもっっっとおもしろいものがありそうな町・・・路地を心の赴くまま歩きたい!そんな町です。くう〜!
次はもっとゆっくり滞在したい。そして晴れてる時に!



アダージョが素晴らしい教会。食器みたいな色合い
駅内もアダージョ。お上品。
なんでもない町並みなんだけど、日本にはないよね〜。
ちっさいおっさんが立体でかわいい。
上の階の方がでかいしね。後ろの家もかわいい。
川沿いの有名な広場(らしい)・Jimaoはこの写真の左らへん
柄×柄×ウロコ×マスタードイエロー。きゃわいー!!なんて思われてるとはつゆ知らずのおっさん
こちらもアダージョの教会。古くて歴史ありそうだけど、よう知らん。
謎のロゴの店。なんなのか気になったけど、謎。
ちなみにこのもうちょい右手に行くとかわいい古着屋がありました。






















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2013-11-22

リスボン:ポルトガル&スペイン 食い倒れ紀行① 蚤の市やヴィンテージショップも!


先日、ユーラシア大陸最西端とゆわれる場所へ行ってきました。
て言っても、一ヶ月以上も前ですけどん


ポルトガルのリスボンから電車とバスでちょっと行ったところにあります。
まあ、ここについて取りたてて言うこともないんですけど。


ところで、最西端がポルトガルってことは、他の東南北端はどこよ〜ん?
て、なりますよね?
グーグル先生で調べましたところ、どうやら東と北はロシアらしいっす!
まあ、そうですよね。でかいし。上の方、大体ロシアだし。
で、ですよ。じゃー南はどこかと思ったら、マレーシアなんですね。


ちょっと待てよ、と。
おかしいでしょうよ、と。
何か忘れてないですか、と。
シンガポールがあるでしょうよ、と。


えええ?と思ったので、グーグルマップで検索しましたよ。
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繋がってないの!
 
大陸とつながってないだなんて知ってました?え?常識だって?知りませんよ、あたしゃ!



勝手おすすめ情報

その1 シントラのルイジ・マニーニが改修したというレガレイラ宮殿
うさんくさい彫刻がいっぱい!不思議でポップ!完全に自己満な世界なんだけど、そこに情熱を注いで、丹精を込めて作り上げた完璧な世界、イカレてます!
そこがなんなのかよく知らず行ったのだけど、もう一度じっくり見たいっす!


その2 ヴィンテージショップ・シルク
教会裏のカンポ・デ・サンタ・クラーラの蚤の市(通称:泥棒市)の帰り道、たまたま歩いてたら発見。
アフリカ系の上品なマダム気配を消して、背後から流暢な英語で突然話しかけてきます。
マダムの雰囲気に押されて、私も思わず60'sファブリックのマガジンラックを購入してしまいました。その後の移動で荷物になってしまったのは、ご想像の通りです。
ちなみに蚤の市でも毛皮のコートやブーツなど購入。よりによってかさばるものばかり。
しかし、あのマダム怪しかったなあ。

店の名前も店構えも、女主人も胡散臭い

泥棒市ー。モロッコのそれよりとっても綺麗♪

その3 ロシオ広場近くの魚介のリゾット屋さん
錆びれた店構えで、メニューも日本語をはじめいろんな言葉でメニューがあったりと、観光レストラン系かなあって思ったのだけど、実際のところ魚介のダシがきいてて美味しかった〜!
魚介リゾットが名物な店だっていうのに、連れが牛肉のステーキを頼もうとして、リゾット1つ、ステーキ1つ、サラダ1つって注文してるのに、店のおじさん(英語まったく通じません)、


はいはい、魚介リゾット2つにサラダね〜


って全然話がかみあわない!「あんだって?」ひとみばあさん(@志村けん)か!
何回言っても話が通じないので、ここじゃあ、魚介リゾット以外頼む人いないんじゃ・・・と、周りを見渡したら魚介リゾット以外食べてる人いませんでした!
他のメニューはあるけど、実質メニューは魚介リゾットのみと思った方がいいです。サラダはいまいちでした。
2人前、鍋にどーんとでてきて、3人で分けてちょうど良かったです。
あの旨味、思い出すだけでヨダレがでる〜!また食べたい!!!


RESTAURANTE UMA
ロシオ広場からdos Sapateiros通りを入ってちょっと歩いたところです!
 
未確認飛行物体とは関係ないはず・・・


 
その4 その他
 
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写真上から、
1.
UMAと同じ通りのもっとロシオ広場寄りにあるレストラン。
夜は地元の人や観光客で賑わってます。安くてボリューム満点!おいしかったです。

2.3.4.
バイシャシアド地区にあるおしゃれ雑貨屋A Vida Portuguesa。
オシャレでしょ~って空気をプンプン漂わせていたので、案の定吸い寄せられました。
缶詰などのディスプレイもかわいい。
http://www.avidaportuguesa.com/

5.
路上で情熱的なタンゴ。一応ラテンの国だってことを思い出させてくれる。

6.
夜ふらふらさまよってたら、たまたまリスボンファッションウィーク開催中だった。メイン会場に勝手に潜入。
オシャレな人もいたけど、そうでもない人も多いな~と余計なお世話な人間観察。
近所で若手アーティストの展示会みたいのやってたので、覗いてみる。
その中で気になったのが、WASTED LITA。名前がいいよね~。Tシャツ買えばよかったけど、誰もいなかった。
http://www.wastedrita.com/

7.8.
さらにフラフラと夜の街へ。バイシャ地区は酒場がいっぱいです!
熟年カップルのタンゴの踊りを肴に、ワインを飲んだ。(路上から、店内を覗き見る方式)
熟年カップルが踊りまくってたけど、いい感じの店でした。

9.
海に面して広がるリスボンの町は、なぜかオークランドを思い起こさせた。
一国の首都にしては小さいし、スペインなんかのラテンの陽気さに比べるとなんとなく暗い。
でも、嫌いじゃないよっ



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2013-11-11

ある日のいちにち

ゆっくり起きようと思っていたのに、いつもの習慣で7時には目を覚ます・・・

チャイをいれる。人生何度めかのチャイブーム。私の中で。
今まで、スパイスと紅茶を煮出して、ミルクを入れたら煮立たせないよう弱火で煮詰めていたのだけど、ガンガン強火でしかも水分飛ばすくらい煮詰めると濃厚になるってわかって以来、そのやり方でやっている。

読みかけの本の続きを少し読んでから、部屋の片付けを始める。もらったものとか日焼け止めが4つも出てきて、絶対に使い切らないので3つサヨナラしました。



ロッキー・ホラー・ショー
前にゲイの友達におすすめされて、PCに入れてたロッキーホラーショーを見る。
前に途中まで見たような気もするけど、内容全く覚えてない。見てもやっぱり内容覚えてなかった。見てないのかも。
なんかめちゃくちゃな話だけど、ド派なギラギラした感じが楽しい。衣装やメイクかわいいし、車いすのおじさんの足のところで笑ってしまった。


どんなきっかけでかは忘れたけど、なぜか「Time to say goodbye」を熱唱しだす。ひとりで。





というか、曲は聞いたことあったけど、それが「Time to say goodbye」というタイトルだって知らなかった。
「I'll say 'say goodbye'」だと思って、それで熱唱してたからね。say 2回言ってるし。
ちょっと考えて、Time to ... 「サヨナラをいう時です」的なとか、ありそうと思ってググったら当たりでした。
この曲って元々イタリア人が歌ってたんですね、そしてイギリス人がカバーしたバージョンもサビ以外はイタリア語のままなんですね。
知らなかった〜。

でもイタリア語なんてわかんないんで、
ターイムトゥーセイグウッバーイ イーヤーハハー ヒャーヒャーヒャーヒャー ヒャ〜〜〜
みたいな感じで超適当に歌ってたんですけど、
このヒャ〜〜〜のとこが超気持ち良くて、頭の上から声出すイメージで、


あ、もちろん部屋でひとりでですけど、

もう感情込めて(歌詞知らないくせに)何回も歌ってたら、
感情はいり過ぎちゃってひとり号泣。涙で声が震えて歌えませんでした。

あ、めちゃくちゃ感情移入しやすい上に涙もろいんです、私。


熱唱してるの同居人に聞かれてて、ごきげんだねって言われました。
前も、ドライヤーの音で聞こえないだろうと、ドライヤーしながら熱唱してたらバッチリ聞かれてました。


お昼ご飯にこの間スペインで買ってきた中国のインスタント麺を食べながら、ナウシカを見る。
(涙するのも早ければ、ひくのも早い)











これも前に友達からもらって、すっかりそんな存在を忘れていたのだけど、最近になって思い出した。
人間が戦争をし、自然を破壊し、汚してしまった為にできてしまった腐海。
年々広がり続けるにもかかわらず、戦争を続け破壊し続ける人間たち。
過去には自ら作り上げた巨神兵によって、わずか7日間で世界は焼き尽くされ滅びてしまう。
戦争の兵器として、また腐海が広がるのを恐怖に怯える人間たちは巨神兵を復活させ腐海や王蟲たち動植物を焼き払おうとします。

巨神兵によって世界が滅びてる(核兵器による戦争が起こったら世界は滅びる)にもかかわらず、また復活させ戦争に使おうとしたりする(原発事故が起こったにもかかわらず再稼働させる)。人間が作り出した毒素から環境破壊が起こったり(腐海ができたり)、深読みしすぎかもしれないけど、現実とリンクしてしまって考えさせられる。

単に映画は考えるきっかけだけなのだけど、
各国が自国を守るという理由の基、世界をも滅亡させかねない核を持っていること。
実際に原発事故が起きてしまっているにもかかわらず、安全だと国が発表してること。
地球環境はすでに、今もなお生態系が変わるほど破壊されていること。
・・・・・怖いです。
過去にはもう戻れないけど、でも未来は作って行ける・・・
人間は進化するものだし、科学の発達によって便利になっているのですが、自然を壊してその上に作る進化じゃなくて、自然と共に生きる進化や、原点に立ち返る、自然回帰する進化があっていいと思うんです。今がその選択の時なんじゃないかと思っています。
ああ、少ない知識で上手に説明できない。世の中はもっと複雑で、きれいごとじゃすまないんだろう。でも何が本当に大切なのかシンプルに考えたいです。

漫画版では、また全然話は違うみたいだし、別にそんなこと意図して映画作ってないと思うんだけどね。

それから近所のカフェに行って、コーヒー飲んで、たまってたメールに返信したり、ボーとしたよ。
風がすこし強くて涼しくて気持ちよかった。

スーパーに寄って、サツマイモとリンゴを買って、お家でスイートポテトとりんごのコンポートを作った。
あまーい!

そして、夜9時になったら就寝。


なんでしょう、このいちにちは




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2013-09-02

パリ:ボンジュールしに行ってきます。

取り立てて憧れはないけど、甘美な響き、パリ!

小粋なムシューやエレガントなマダムがボンジュール言ってる街、パリ!

飾りすぎないのがオシャレなの、パリ!

ほんとはビビってるけど、ふーんて流すくらいがちょうどいい、パリ!

街角のカフェで小指たててカフェオレ飲みながらボンジュールしたい!(コーヒー飲めないけど)



もっと行っているような気がしてたんだけど、数えてみたら実はまだ2回しか行ったことなかった。


初めてのパリはたしか18位の頃、母と2人で。セーヌ河沿いで小ぶりの牡蠣を食べたり、ルーブル美術館やピカソ美術館に行ったり、モンサンミッシェル行ったり。
なんか、枯葉散る大通りを横断した記憶がよみがえったけど、それはどこだったのか、パリなのか。でもほとんど忘れてしまった。記憶って面白いな。

2回目はトランジットで半日いただけ。これ、カウントしていいの?疲れ果てて、ほぼ寝てたし。


なんだろ、もっと身近な気がしてたけど、よくよく考えると全然知らない!
なに区がいけてるの?英語通じないって本当??
なので満喫したいのだけど、今回は仕事で行くのでそんな時間もなさそう・・・
そんな興味ないなんて、意地張ってないで、好きなのか嫌いなのか、
とにかく行って確かめよう!


yay!

2013-08-29

ブダペスト→ミラノ⑦:アテはないけど最後の晩餐がみたいー!ので行ってみた。

7日目/最終日

朝4時にホステルを出なくてはならなかったので、気が気じゃなく夜何度か目を覚ました。
生理になったみたいのと昨日のワインで体調もすぐれない。ぐったりとしたまま空港へ行って、出国手続き。
朝から空港は混んでるし、昨日買ったばかりのムースは没収された。


あっという間にミラノ到着。とにかく眠かったので、すぐに街へ行くバスに乗って寝る。
セントラル中央駅に到着。フリーでもらえる地図を探したけど見つからない。
インフォメーションセンターが見つからない。困った。
仕方がないのでプリントアウトしてたホステルの予約確認書の地図を見ながら歩いたけど、ちっさすぎて全然わかんない。
途中、鍵屋さんみたいなところで行き方を聞いたら親切に教えてくれた。
英語通じないけど、ガエルガルシアベルナルみたいな美少年がゴロゴロいる。彼メキシコ人だけど。
途中途中聞きながら歩いたけれど誰もが親切だった。いい街だ。


やっとのことでホステルに到着。しかしチェックインできるのが14時からとか。。。4時間もあるし。
疲れているの、と伝えるとすぐに部屋の用意をしてくれた。やさしい…
部屋を準備してくれている間に、スーパーで水やスナックやらを購入。
チェックインして15時くらいまで寝た。
起きてもまだ疲れが取れない。このままここで寝ていたいけど、明日の朝には帰るのでがんばって起きた。

行きは鬼のように遠く感じたメトロも案外近かった。下調べって大事。
メトロで24時間使える1daypassを購入してドウーモへ。
ドウーモは駅名もドウーモだからすぐわかった。
地上に出る段階ですでにドウーモが見えていて、巨大にそびえたつ教会は圧巻。

ドウーモです、ど〜ん!
たった一枚の扉にも非常に細かい装飾が施されていた。
こーんな大きい扉なのに、

こんなに細かい細工と、

この立体感!これ10cmくらい





イタリアでピザを食べたい!と思ってたのだけど、めぼしいところが見つからないのでサンドイッチを食べた。おいしかった。パンがうまい。なんだね、水が違うのかな?
ワインも飲んだ。おいしいけど高かった。サンドイッチと同じ6ユーロ。

 近所を少しだけプラプラしてみる。ファストファッションから高級ブランドまで並んでいる。そこでSALEの靴下を2足買う。そのまま買い物したくなるけど、最後の晩餐を見にいかなくては!と言っても予約してないので見れるかわからないけど、この旅行の締めくくりに見ようと思ってた。

しかしミラノの情報をお全然調べておらず、地図も手に入らない。最後の晩餐がある教会の名前も知らなければ、なんて駅で降りるかも知らない。
駅の売店の人に、ダビンチの壁画見に行きたいんだけど、と言うと駅名を教えてくれた。

駅に着いてみると人っ気がない…ここで会ってるのかな?
地図を持ってる人がいたので聞いてみたら教会に行くらしい。便乗することに。

ブラジル人のファミリー。予約がないと言うと、イタリア語が喋れるのか、ポルトガル語が喋れるのかわかんないけど、親切になんども窓口の人に聞いてくれた。

見れるかな、ドキドキ土器・・・



だけど、チケットは売り切れで電話で予約してと、あっさり断られてしまった。





ん、NOOOO~~~~~!!!





ブラジル人ファミリー、全然悪くないのにsorryと私に謝るので、あなたは何も悪くないよ、聞いてくれてありがとう、と伝えました。悪いのは予約をしなかった私・・・来るのわかってたのに!
なんとかなるでしょ、のお気楽主義が仇に。


無理だったらあきらめようと思っていたけど、ダメだと言われると余計に見たくなるもので、せめてその空気だけでもと、協会の中や周辺を見学し、外のベンチでぼんやりしてた。
ぼんやり人んちの屋根を眺める・・・煙突多すぎじゃね?


そしてダメもとでもう一度受付のお姉さんに聞いて見ることに。




すると……




1枚?ちょっと待って、と言って。他のお客さんがまたチケットないか?と聞くところ、ソールドアウトよと断っていたのですが、人がいなくなったところで、あなたはずっと待ってるから、とこっそり売ってくれました。





やたー!ちょー嬉しい!




一時間ほど待つけど大丈夫?って言われて、そんなのもちろんオッケー!!!
さらにぼんやり待って、いよいよご対面の時!!!

作品保管のため、見れる人数と時間は厳重に管理されていて、壁画を見るには何枚もの扉を通らないといけません。そのぶん気持ちも高まるってもので。
じらされるほど、欲するもので・・・




そして、



ご対面…




泣きそう…感動!
ひとり涙ぐんでた。
 淡いタッチと人物たちと、なによりこうやって何百年も前に描かれた作品の目の前に立てたことに感動しました。ああ感無量。本当に疲れてたけどミラノ来た甲斐があった。(ただのラッキーなんだけど)
ブラジル人ファミリーにこの場を借りて伝えたい。見れたよー!!

最後の晩餐のある教会


そのまま帰ろうかと思ったけど、やっぱりちょっと買い物したかったので、もう一回ドウーモに戻るという根性を見せ、ショッピング(どこがミラノのオシャレスポットなのか前情報がまったくなく、ドウーモしか知らなかった。)そこで、& other stories という、ツボーなショップをハッケン!
ちょーかわいい。ほしいものいっぱい!だけど、そこは我慢して靴とタイツだけ買いました。
ああ、もっと買いたいし、おしゃれしたい。おしゃれする機会が欲しい。物欲なくなったわーって思ってたけど、あった・・・エンドレスだぜぃ。
後で調べたら、H&Mの傘下らしい。H&Mより全然いいよ~。お値段も少しだけ高いけど、そこまで安っぽくないし。


やっと帰りました。疲れた。近所のトルコ人が焼くピザを買って帰った。
フレッシュバジルの載ってないマルゲリータなんて、生まれて初めて食べたよ。



そのまま 爆睡。


翌朝、ちょっと時間があったので近所を散歩。案の定迷う。
チェックアウトして駅に向かっていると、ブダペストのホステルで一瞬話したゲイと美女のベストフレンズカップルに遭遇。
信号の真ん中だったのであー!って感じで話さなかったけど、こういうのってあるよね。
でもホステルで話さなかったら気がつかないだろうし、面白いね。


空港までの復路のバスチケットも、往復で買っていたのだけど、どうやらそのバスを待ってたらチェ飛行機に間に合わないことが発覚。仕方がないので違うバス会社のチケットをもう一度買う。
いつもだったら5ユーロくらい諦めるところだけど、払い戻せないか聞いてみる。案の定無理。
ごめんね、でもバス乗りそうな人に聞いてみれば、と売り場の人が言うので聞いてみたけど、すでに持ってた。しょうがないかと諦めようかと思ったら、後からやってきた係員のような人が払い戻してくれた。ラッキー!

そんなこんなで、無事モロッコに帰ってきました。
はーブダペスト暑いじゃんーって思ってたけど、マラケシュ着いた瞬間に浴びた空気は比にならないほど暑かった。


+まとめ+
日記もかねて毎日の記録を書いてみたけど、思ったよりも大変なのでもうやらないかも。
実は、日本に帰国したのを除けば、旅行するのは約10か月ぶりくらい。
なんだか旅行はいいかなーって気分だったのであまりしてなかったけど、今回も一か所滞在で旅行って感じでもないけど(観光ほとんどしてないし)、やっぱり異国の地にでるのは面白いなーと実感しました。
来年の夏あたりに長期でどっかいこうかな、とか思ってます。
大きなトラブルもなく無事帰ってこれてよかった!


どうでもいい旅行記を最後まで読んでくれてありがとう!
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2013-08-27

ブダペスト⑥:偶然の再会/ワインを持ってドナウ川へ

6日目

買っておいたヨーグルトを食べて、残金の確認。
明日の早朝出発するので、残りのフォリントを使い切らないと。

・て・ゆ・う・か・足りない。

空港までの電車賃差し引いて残り4700ft、日本円で2000円くらいだし。お土産買ってないし。ひもじいのやだし。


突発的に髪の毛切りたくなったので美容院へ。しかしクレジットカード使えないとかありえない。
違う店舗ならカード使えるらしくメトロでの行き方を教えてもらうが、そこは徒歩で。

美容師さんアフリカ系の方。
うん。ジョギジョギいってる・・・
ちょ、ちょっと大丈夫!?何度も確認するけど、大丈夫の一点張り。
この日はブローしてもらってよくわからなかったけど、洗ってみると・・・
もう二度とハンガリーでは髪は切らないと思いました。しくしく。

クレジットカードでお支払い。カード使えると安心してカット+シャンプー代よりも高いムースを購入。
しかし、帰りの空港で当然没収(持ち込みのみなので。)バ・カ・!


ザ・ハンガリーの家庭料理屋でハンガリーのご飯をいただく。街の食堂って感じで好きです。て、観光地だけど。

おじさんに料理と自分の2ショットを撮ってもらいたいが為に、席を移動し相席に。

しかし、結果いまいちだったので、料理のアップを載せる。


ビールもない、硬派な店。ちえ!なんて思ってないよ。


オペラ座のオミニコンサートを見に行くが、ツアーにも参加しないといけないらしく、でもツアー代払うお金ないので諦める。しょぼん。
途中スーパーでハンガリーぽいかわいいチョコが売ってたので、お土産に購入。

ジャケ買い

荷物を置きに&部屋を移動しなかればならないのでホステルに一度戻る。

そこでなんか見たことある子だなーと思って、ねーもしかして、ロシア出身?
と話しかけると、そうだけど・・・と、最初きょとんとしてたけど、あー!!と思い出してくれたよう♡
以前、旅行行ったモロッコのシフシャウエンで会った子だ!
えーーーすごい偶然!

彼女、バルセロナに住んでるんだけど、モスクワからバルセロナに向かう途中、ハンガリーであったレイブ・OZORAに行った帰りにブダペストに寄ったらしい。
私も彼女もたまたま旅行で訪れた地で、しかも部屋を移動しなかったら隣のベッドだったていう。
長期旅行者でもなく会うってすごい!たまたま数日訪れた訳で、目的も全然違うし。
お互いに名前や仕事なんかを話してると、あーそうそう!と思い出した。

モロッコ行ったのなんて1年前だよ!よく覚えてたねって言われたのですが、
はっきり言って、モロッコに住んで刺激も少なく、新しい人に出会う機会がほとんどない私は彼女のことよく覚えてた。
まあ、名前なんかは覚えてなかったし、そうかなー?ぐらいのレベルだけど。
なんだか、過ごしてる時間の濃密さが違うのかなって思った。
もちろん、刺激的な新しい出会いだけが人生の楽しさではないけど、安定してて満足で穏やかな生活を送っている訳でもないので、私には多少の刺激が必要なのだ。たくさんはいらない。


そんなこんなでOZORAで知り合ったというスウェーデン人のいかれた(街歩いてるとみんな振り返る)彼と若くてかわいい(でもやっぱりぶっ飛んでる)彼女のカップルと4人でトルコ料理を食べに行った。
みんなベジタリアンなので、私もついベジメニュー。

奥のスイーツはしょっぱかった。


なんだか、男性が真顔で変な話(食事中にするような話じゃない)をずっとしてる。単なる遊びだから気にしないで、と他の2人は言ったくれたけど、正直あんまり聞き取れてなく理解してなかった。

列車の切符を買うというので駅まで行って、帰り道スーパーでワインやお菓子を買って残りのフォリントを使い切る。

謎の三人衆+アジア人て、そら振り返るわ。

アイス買ってもらった。わーい!お腹いっぱいだったのでちょびっと。




ホステルでちょっとダラダラして、また喋って・・・

話を聞いて、率直に思ったことを言うだけなんだけど、それが新鮮な意見だったりすることがあるみたい。
それは、逆もそう。人と話すと意外なことを知ったりする。
本人はいたって普通のことだと思ってたりするからおもしろい。

OZORAは本当にピースな人たちが集まっていて、最高の空間だったと。
わかるよ、君たちピースだもん。私も大好きだよ、ピースな人たち。

見た目や服装が違っても、ああなんというか、この人は同じ世界の住人だって思う時がある。
私のつたない英語や言葉で伝えられることなんて少ないけど、そういうのって言葉じゃなくって空気感や興味の方向、行動からでるのかなって思う。

人といるのは楽しいのだけど、ときどき苦痛に思うこともあって、一人行動は気軽だし、旅先での一過性のふれあいも楽チンで好きだ。でも楽だからと一過性だけで過ごしていると、誰か必要な時にふと孤独を感じたりたりする。

偶然こうやってまた会えたのもとても嬉しい。それからスウェーデン人のカップルにも会って、私の知らない面白い話を聞いて。SNSなんかで気軽に連絡先を交換して、他人の生活が垂れ流されてて、なんとなく繋がってる気がするけど、そんな気がするだけで。
例えばどこかで同じく空間で同じ時間を共にしていたとしても、話さなければ、覚えていなければこうやって会っても気づかないだろうし、そう考えると、やっぱりコミュニケーションをとることは大事。苦手とかいってられないね。人からもたらされるものは大きい。

ワインを持ってドナウ川に行った。
あいかわらず国会議事堂は光ってた。
光る鳥が飛んでた。

途中、雨が降ってきたので、急いで帰って、ロシア人の彼女の作った映像をみんなで見た。(彼女は映像作家)
気づいたら、ベッドで寝てた。





























  
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2013-08-21

ブダペスト⑤:食べたいときは食べるし、寝たい時は寝る!

5日目

天井低いし、急。
朝からメトロに乗ってセントラルマーケットへ。
入ってすぐの店のヨーグルトがおいしかったとおすすめされてたので探してみるけどどこかわからず。
近くの店でパンとアプリコットフレーバーのヨーグルトを購入。
見た目は美味しそうだけど、パッサパサだったパン
おいしかったヨーグルト。コレ一個でお腹いっぱい。

ハンガリーでおいしいパンにまだ出会ってないな・・・
場内を見学。フォアグラ食べたいとか思ってたけど、冷静に考えたらそんなでもないのでやめた。
チリもパプリカの一種なんだって。
2階にはお食事スペースがある。さっきヨーグルト食べたばっかでお腹いっぱい。
だけど、どうしてもHomemade Beerが気になる・・・
他にもホームメイドソーセージとかあった。



結局朝からビールをいただく。お味は、水っぽくていまいちだった。

お腹いっぱいでやることもないので、近所を散策。
Retrock Deluxeという店でユーズドのイタリア製の靴を発見。履いてみたらサイズもぴったり!
だけど、他の商品に比べると少しお高め(日本での値段を考えたら安いんだけど!)迷うー!
マシンが壊れててクレジットカードが使えないらしい・・・キャッシュないし、むう、迷うー!
とりあえずバッグが壊れてたので、替えを買う。
いったん考えるべく、外の空気を吸いに散歩。この時まだ朝10時半とか。はえー。
チョコレート屋さん。朝早すぎて開いてなかったけど、パッケージがかわいい。ちょっと和風。

ブラブラしてても、靴のことが頭から離れなかったので、戻る。
似たような靴を試着してた外国人の女の子が、かわいいよね!って言うから、え?私の靴が?って言ったら、どっちもよ!って言ってた。よっぽど気に入ってたんだな、私。
ATMで現金引きだして購入。まじ欲望には勝てない。
有名店ぽいです。色んなとこにここのフライヤーが置いてあった。

せっかくなので、セントラルマーケットでお昼をとるために戻る。
通路みたいなところで食事。人間観察できておもしろかったけど、落ち着かない。
安くておいしいって聞いてたけど、そんなにお得感感じなかったし、こんなプラスチックのお皿でサーブされるなら、どっかテラスのあるカフェでも行けばよかった。
パプリカの肉詰めとソーセージ。どっちもメインなので高かったのかも。ソーセージはなんか酸っぱかった。


とかいって楽しんでるんだけど。ついでにトカイワインも飲んでみる。
きのうはスイートなタイプのを飲んだので、ドライを試してみた。
ティオペペみたいなポートワインのような香り。おいしかったよ!
いろいろ試飲できる。その中では高めのやつです。


カメラを向けたら最高の笑顔!プロだな。
今度こそ本当にお腹一杯になったので、一旦ホステルへ。当然、寝る。

起きる。フルーツスープを飲みにおすすめのカフェに行く。
フルーツスープってものがハンガリーの名物だとすらも知らなかったのだけど、おいしかったと聞いたので、行くしかない!が、しかし今日はないとのこと・・・明日はあるらしい。なんてこった!
ジュースでも飲んでけば?というのでジュースを。バナナとイチゴとなにかのミックスだった。おいしかった。
なにかの色が色濃く出てる。


さらに橋を渡ってぶらぶら。
目的のオママアンティークというお店へ。 
ヴィンテージのアクセサリーや靴、服など、なかなか独特のセレクション。お店の人もなんか変わっておもしろそうだったけど、接客中だったし、とくに買いたいものもなかったので絡まなかった。
ギリギリのところがいい!


ハンガリーの鳩は茶色いんだぜ〜
西駅にあるWEST ENDというショッピングセンターへ。
いわゆる普通のとくになんのおもしろみもないショッピングセンター。タイツを買う。

疲れたのでホステルに帰る。
隣のベッドにオランダの女の子が。オランダ人てほんと気さく。
もう疲れて一歩も動きたくなかったけど、基本時間貧乏性のうえ、ここでも食べなきゃ損が発動し、近所でいつも混んでて気になっていたトルコ料理屋へ。
ケバブをいただく。普通においしい。

特になんも得ない一日だけど、たいてい毎日こんなもん。

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